旅行会社社員の秋休み~キプロス編~

旅行会社社員の秋休み~キプロス編~

 

老若男女集まる繁華街、レドラ通り

 (マルタからの帰国途中に訪問)
今回利用したエミレーツ航空のマルタ線は、日により直行便とキプロスのラルナカを経由する便があります。(アテネ線でもラルナカ経由の便があります。)せっかくの機会でしたので、これを利用してキプロスにも立ち寄ってみました。

 キプロスはEU加盟国ですが、シェンゲン圏外のためマルタで出国をします。マルタから3時間強でラルナカに到着、ドバイ行きの方は機内待機のようです。降り間違えないよう出口では搭乗券の確認が行われていました。到着日はラルナカで宿泊、翌日にレフコシアへ。(キプロス共和国の首都ニコシアはギリシャ語ではレフコシアと呼びます。)バスで片道3時間近くかかりますが、往復で7ユーロでした。
 世界的な飲食チェーン店も並ぶ、老若男女集まる繁華街、レドラ通り。その一角に突如現れる検問所。グリーンラインと呼ばれる”国境”です。ここキプロスは南北に分断され、グリーンラインの北側へは「北キプロス・トルコ共和国」への入域になります。
※外務省の表記に従い、入域としています。国家として承認されていないため、有事の際に国のサポート等を受けられません。
※2016年11月時点では出入国の押印はなく、電子データにして管理しているようでした。

 

 

北キプロス

 北側に来るとキプロスの公用語ギリシャ語表記は一切なくなり、トルコ語に切り替わります。レストランの看板メニューもケバブ、キョフテ、エフェス(ビール)などトルコ仕様です。通貨はもちろんトルコリラですが、少し割高でユーロ払いも受け付けていました。


 時間の都合上遠出はできないため、徒歩で数分のところにあるビュユック・ハン(隊商宿)とセリミエモスクを訪問。

セリミエモスクはかつての聖ソフィア聖堂を改装しているため、モスクでありながらゴシック様式の建物です。

ランチにケバブプレートを頂き、2時間ほどの滞在で元来た道を戻りました。検問所は物々しい雰囲気ですが、多くの人が往来していてどちらの街も賑やかな印象でした。

 1ヵ月後のラルナカ行き航空券を 検索してみる。

 


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