旅行会社社員の夏休み~エジプト編Ver.2~
旅行会社社員の夏休み~エジプト編Ver.2~
※ 以下の内容は新型コロナウイルス感染拡大前の情報です。
2019年の旅行内容です。
10月下旬8日間の日程でエジプトへ渡航しました。
利用航空会社は、昨年秋より週1便で日本(成田)⇔エジプト(カイロ)の直行便を再開したエジプト航空です。
約13時間20分のフライト後、カイロに到着。25US$でアライバルビザを取得し入国、そのまま国内線でエジプト南部の都市ルクソールへ向かいます。
乗り継ぎは時間も短く、ルクソールには朝到着出来るので、そのまま観光へ!
ルクソールは、王朝時代に首都にもなった都市で、多くの遺産があります。
まず初めに行ったのが、カルナック神殿。ヒエログリフ(象形文字)が刻まれた巨大石柱が並ぶ神殿です。
ここでぜひ見てほしいのが、神殿奥にあるスカラベ(ふんころがし)の像。
スカラベは、幸運のモチーフとしてエジプトでは人気があるそう。この像の周りを半時計まわりに3周すると願い事が叶い、5周するとお金持ちに、7周すると結婚できると言われているとのこと(他にも色々あるそうです)…
とりあえず何周もしておこう…(この場所からは、2本の巨大オベリスク(モニュメント)も見え、写真スポットにもなっています。)
3日目は、同じルクソールにある王家の谷へ。数十人の王の墓がある場所です。(ツタンカーメンの墓もここにあります。)
私は、壁画が特に綺麗という3つのお墓に入りました。
どのお墓も壁にびっしり書かれたヒエログリフ、人々の生活や女神のレリーフ(浮き彫り)がとても素晴らしかったです。
ルクソールからの移動は、ナイル川を運行するクルーズ船に乗り、南へ向かいます。
揺れはほとんど感じず、朝晩食事付きの快適な移動手段です。 途中、観光地のエドフやコムオンボという所も経由します。
クルーズ船は、アスワンへ到着。 アスワンから車で約3時間半かけアブシンベルへ向かいます。
アブシンベルは、スーダンにも近い南方に位置する都市。ここには世界遺産アブシンベル神殿があります。
岩山に神殿、建設した王ラメセス2世の巨像が4体も彫刻されており、その大きさには圧倒されます。
最終日前日に空路にてカイロへ向かい、最終日は旅のハイライトであるカイロの考古学博物館とギザのピラミッド観光です。
考古学博物館では、今まで見てきた神殿の王のミイラやツタンカーメンの黄金のマスク等様々な出土品を見ることができました。
考古学博物館には、連日沢山の人が集り、かなり混雑すること、
また12万点を越える展示物(きちんと見て回ったら1ヵ月は掛かるそうです!)がある為、
見たい物は事前に確認をし、それを目指してまわることをお勧めします。
ギザの3大ピラミッドは、内部が撮影禁止となっており、写真を撮れないのがとても残念…
と思っていたのですが、写真を撮るどころではない状況になります…
内部は狭く、暗い道を時には中腰になりながら、時には出口に向かう人々とすれ違い、
時には急傾斜を進まなければならず、王の間という石棺がある部屋にようやくたどり着くという状況です…もちろん翌日は筋肉痛…
内部に入る際は、日焼け防止用のストールや帽子等々全てバックに入れ、軽装で、またスニーカー等滑りにくい靴で挑んでください。
帰国便は深夜便です。到着時も同日まで観光が出来ます。(週1便、乗り遅れのないように!)
エジプトはまだまだ他にも沢山の見所があります。またいつか行きたいと思います!
最後の写真はエジプトの国民食のコシャリ。ぜひお試しください!
1ヵ月後のカイロ行き航空券を 検索してみる。
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