旅行会社社員の旅行記~シンガポール編~
旅行会社社員の旅行記~シンガポール編~
2泊3日でシンガポールなんて無謀に見えますが、
シンガポール航空の深夜便を利用すると現地に2日半滞在できます。
【往路】
SQ635便 羽田22:55発→シンガポール04:55着
SQ639便 羽田26:25発→シンガポール08:25着
【復路】
SQ634便 シンガポール13:55発→羽田21:50着
SQ630便 シンガポール17:05発→羽田25:00着
※2019年夏のダイヤです。
SQ639/630便が安かったので今回はこの組み合わせです。
金曜日の仕事が終わり、一度帰宅してのんびりと荷物の最終確認をし、シャワーを浴びてから空港へ。
あまりにのんびりしていたため飛び乗った電車が羽田空港行きの終電でした。
SQ639便の出発時刻は午前2時半のため、それでも出発2時間半前に空港着。まだまだ余裕がありました。
空港内は深夜便の条約と翌朝早朝便を待つ方で混雑しています。
ただし、1時頃になると営業しているお店が減ってきます。
お買い物などは早めに来て済ましておくことをお勧めします。
眠気もピークに達したころ羽田出発。
シンガポール航空のB777-300ERはシートテレビだけでなくコントローラーにまで液晶画面があります。
フライト情報を表示してウトウト。。。
※写真は復路に撮ったものです。
約8時間のフライトの後シンガポール到着。
まだ土曜日の朝です。24時間の間に1日仕事をして帰宅してシンガポールまで移動しました。眠いです。。。
チャンギ空港にはMRT(地下鉄)が乗り入れていて市内中心部まで簡単に移動できます。
3日以内の滞在であればツーリストパスがお勧めです。
これでMRTと市内の多くのバス路線、LRT(路面電車)に乗ることができます。
通常の券売機では売っておらず、Terminal2側の案内所か、Terminal3側の券売機群の反対側にポツンと置かれた専用券売機で購入します。
3日券で30SGDですが、指定された駅の案内所に返却すると10SGD返金されるため実際には20SGD(約1,600円)です。
MRTは路線図だけ見るとEast West Lineがチャンギ空港からそのまま市内まで直通しているように見えますが、
必ず2つ目のTanah Nerah(EW4/CG)で乗換が必要です。
知らずにぼーっとしていて親切な地元の方に教えて貰いました。
帰りもここで乗換ないと空港にたどり着けません。
ホテルに荷物を置いたらちょうどお腹も空いてきたためチャイナタウンへ。
最寄り駅はそのまま、Chinatown(NE4/DT19)です。
ぶらぶらした後ホーカーへ。チキンライスが美味しい!
うっかり写真を撮り忘れたのですが、生絞りオレンジジュースをその場で作ってくれる自販機があちこちにあって面白いです。
その後リトルインディアへ。
ここも最寄り駅はそのままLittle India(NE7/DT12)です。
香辛料のお店がいっぱいあるのかと勝手な想像をしていましたが、
携帯電話など電子機器のお店が多かったです。
駅のすぐそばにあるショッピングモールがお勧めです。
1階はホーカーや市場、2階は服屋さんでアジア風の服がたくさん売っています。
地元の方が買うお店なので、お土産さんと比べると随分安いです。
日曜日。
昨日は寝不足のまま1日動いたので、のんびり起きてからカトンへ。
ここはMRTの駅からは少し離れていて行きにくい場所なのでバスがお勧めです。
ラクサを食べに行ったのですが、食べるのに夢中で写真撮ってません。。。
お洒落なカフェやショッピングモールなどもあるので散策しやすいです。
午後はアラブストリートへ。最寄り駅はBugis(EW12/DT14)です。
立派なサルタンモスクがお出迎え。ただし日曜日のため見学できず。残念!
香水屋さんや絨毯屋さん、雑貨屋さんがこのあたりの特徴でしょうか。
細い通りを挟んですぐのところがハジレーン。
お洒落なお店がたくさんです。
ドイツビールのお店やイタリア料理店が並び、
白人の観光客が目立つため、ここだけヨーロッパのような雰囲気です。
夜はガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ。
最寄り駅はBayfront(DT16/CE1)です。
駅を出ると目の前がザ・ショップス・アット・マリーナベイ・サンズという巨大なショッピングモールです。
中のエスカレーターを上がり、マリーナベイ・サンズホテルの中を抜ける渡り廊下を抜けると入り口です。
夜になると巨大な人工エリンギ(スーパーツリーグローブというそうです)がライトアップされて異世界のような雰囲気です。
月曜日。
飛行機は午後なのでお昼過ぎまで粘ります。
City Holl(EW13/NS25)界隈をぶらぶら。
セント・アンドリュース大聖堂に寄ってみました。
天井からシーリングファンがぶら下がっているのが熱帯のシンガポールならではですね。
もう一度チキンライスを食べてから空港へ向かいます。
もやし炒めは店のおばちゃんが「もやし炒めも頼んどくね!」と勝手にオーダーを入れましたが美味しいです(笑)
お腹もいっぱいになり空港へ。
自動チェックイン機にパスポートをかざすとバッゲージタグとボーティングパスが出てきます。
奥の自動荷物預け機に置くとチェックイン手続き完了です。
チャンギ空港は先に出国手続きをします。
日本国籍だと自動ゲートで指紋認証をするだけで出国完了です。待ち時間なし。
セキュリティーチェックは搭乗待合室に入る前に受けるため、早めに買い物を切り上げてください。
ただし、搭乗待合室に入るとトイレとちょっとした売店があるだけです。搭乗開始を待つのみ。
羽田空港に到着して荷物を受け取ると深夜1時過ぎ。
もう火曜日です。8時間後には会社にいます!!
電車は終わっていますが、各地に向かう深夜バスはまだ走っています。
自分は幸い深夜バスのバス停から徒歩圏内のため、帰宅することができました。
国際線ターミナルは24時間空いていてシャワー室もありますが、
この時間に到着すると寝る場所を確保するのが大変です。
この便で帰国する場合は帰国後の帰宅方法をしっかり計画しておくことをお勧めします。
以上、かなり詰め込んだ旅程を楽しむことができました。
シンガポールは英語がどこでも通用するため初心者の方にもお勧めです。
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