旅行会社社員の旅行記 ~ポーランド/チェコ編(2/3)~

【前編はこちらから】

 

■3日目
ホテルをチェックアウトして、ワルシャワ中央駅からPKPでクラクフへ。
約2時間半の列車の旅。
通常座席の予約でも水を1本頂けました。
車内はトイレや売店などの設備のほか、移動販売もあります。

軽く昼食を済ませ、ヴァヴェル城へ。
クラクフ旧市街からは15~20分くらい歩き、小高い丘に建っています。
城にたどり着くまでの途中にある建物で、またはオンラインでチケットを購入します。
*敷地内の観覧は無料です
ヴァヴェル城は展示スポットごとにチケットが分かれています。
ご自身が見たい展示スポットが含まれているチケットを購入しましょう。
今回私は「城の大広間(State Rooms)が含まれているcastleⅡのチケットをオンラインで購入しました。
城内は豪華絢爛な宮殿、というより博物館に近い雰囲気でした。
庭園もこのチケットで入ることが出来ます。
好みが分かれそうですが、個人的にはワルシャワの宮殿の方が好きです。

中央広場まで戻り散策します。
クラクフの中心地であるため、昼夜観光客でにぎわっています。
お土産屋さんに飲食店だけでなく、蝋人形の博物館や蝶が放し飼いになっている施設までありました。

夜ご飯に無性に麺が食べたくなり、ラーメン屋に行きました。
人気店のようで、20分ほど列に並んで入店。
人生初・海外での日本食レストランの体験でした。
ラーメンのお味は、かなり本格的でなかなかおいしかったです。

 

■4日目
午前中市内を散策した後、アウシュビッツ・ビルケナウ博物館のあるオシフィエンチムまで特急:マウォポルスカ鉄道(Koleje Małopolskie)で向かいます。
クラクフ中央駅からバスで行った方が楽なのですが、参加予定のツアーの時間との折り合いが良くなく、電車で行くことに。
ネットからチケットを購入できますが、車内の券売機でも購入することが可能です。

約70分ほどででオシフィエンチム駅に到着。
プラットフォームが2つにカフェが1つ・待合室が1つと非常にコンパクトな駅で、周辺にはショッピングモールがあります。
駅からアウシュビッツまではバスもありますが、20分ほどかけて歩いていくことにしました。
道中はのどかで緑豊かな住宅街といった雰囲気で、道中ゲストハウスやアイスのお店などがありました。

到着し一息ついて、ツアーの待ち合わせ場所であるゲート前で集合。
アウシュビッツを日中見学するにはツアーで参加する必要があり、公式サイト等から予約が可能です。
ただし公式サイトからは、日本語のツアーの予約が出来ません。
日本語のツアーに参加するには、
・アクティビティサイト等で日本語のツアーに申し込む
・アウシュビッツ唯一の日本語公認ガイド:中谷さんのツアーに参加する
のいずれかとなり、今回私は中谷さんのツアーに参加しました。
こちらに参加するには個人でコンタクトをとる必要があり、アウシュビッツの公式サイトからは申し込みができません。
具体的な予約方法はブログで発信されている方が複数いらっしゃるので、そちらを参照ください。

アウシュビッツ収容所を約90分→休憩挟んでシャトルバスで移動→ビルケナウの方を約90分、計3時間ほど案内頂きました。
ここで何が行われていたか、なぜ行われてしまったのかという歴史的な背景だけでなく、今
現在の国際問題や政治情勢等と結びついた見解・解説もして頂き、非常に有意義な時間でした。

クラクフ市内までマウォポルスカ鉄道で戻り、カジミエシュ地区を散策。
こちらはユダヤ人街となっており、映画「シンドラーのリスト」のロケ地として有名です。
おしゃれなカフェやバー、レストランが多く観光客でにぎわっていました。
夕食はこの地区で有名な「アリエル」というユダヤ料理のレストランにて。
こちらはあのスティーブン・スピルバーグが「シンドラーのリスト」を撮影時に通っていたレストランとのこと。
野菜と魚のスープに加え、メインはガチョウのレバーペーストを、ガチョウの揚げた皮で包んだものを頂きました。
スープはあっさりした味で、日本人好みの味。
メインも中々味わえない料理で美味しくいただきました。
エジプトで食べた鳩料理に近いお味で、少し懐かしくなりました。

 

■4日目
この日はポーランド最終日。
本当は朝からヴィエリチカ岩塩杭に行こうと考えていたのですが、なんだか疲れそうだったので断念。
思い残しがないよう市内散策をしました。

お昼はシュニッツェル(カツレツのようなもの)を頂きました。
かなりボリューミーで、サクサクで非常においしかったです。

散策と休憩を繰り返し、カフェに入りました。
この日の気温は28℃、日差しが強くかなり暑い日でした。
レモネードがさっぱりしておいしかったです。
店内のWi-Fiが高速で居心地がよく、4時間ほど作業してました。
*コーラやケーキも途中おいしく頂きました。

ファストフード店で食事を済ませて、プラハ行きの寝台列車に乗り込みます。
5分遅れでプラットフォームに電車が到着し、車掌にPDFで表示させたQRコードを読み取ってもらい乗車。
寝台列車と言っても種類が複数ありますが、今回防犯面を考えて個室にしました。
シャワーとトイレ付きだとかなり高額だったので、共用タイプにしました。
揺れることは揺れましたが、連日の疲れがどっと出て朝までぐっすり。
水が2本と朝食が付いていました。
*ただし朝食のパンはお世辞にも、あまりおいしくありません、、、

 

【後編はこちらから】


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