新型コロナウィルスが収束し始め、当社でも海外出張のお問い合わせが増えています。
「久しぶりの海外、何を準備すればいいのか?」、「あると便利なものは何があるんだろう」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな悩みをお抱えの方に、「2024年度 最新版 海外出張用持ち物リスト」をご案内します。
絶対必要なもの
■ パスポート・ビザ(査証)
絶対に忘れてはいけないもの、それはなんといってもパスポート。
どんなに泣きついてもパスポートを忘れると飛行機には、絶対に乗せてもらえません。
余談ですが、筆者はパスポートを絶対に忘れないようにするため、下記の2点を徹底しています。
・前日の夜に荷物に入れておく
・当日家を出る前に、もう一度確認する
なお国によっては、入国にはパスポートの残存期間が3~6ヶ月以上必要な場合があります。
パスポートの切り替えは、申請から受け取りまで6~7日かかります。
早めの段階でパスポートの有効期限も、確認しておくと安心です。
更にビザ(査証)を取得していないと入国出来ない国もあります。
「今まで不要だった国が突然必要になった」というケースもありますので、一度は必ず確認するようにしましょう。
🔗ビザ|外務省
🔗外務省|渡航前に,パスポートの残存有効期間をご確認ください!
■ 航空券(eチケット)
昔は紙で出力していた航空券。
最近は電子化によりeチケットに置き換わっているため、「自宅に飛行機のチケットを置いてきてしまった!」という事故は起きなくなりました。
チェックイン時もパスポートの提示だけで出来るパターンが大半なので、最近はeチケットを見せる機会もあまりありません。
それでも当社では、紙で印刷したものを持参することをお勧めしています。
というのも、帰国用のチケットを保有しているかどうかの確認のため、eチケットの提示を求められるケースがあります。
この際、「紙で出力したものでないと受け付けない」、または「保安上入国審査の場でスマホの使用が認められない」なんてケースが稀にあります。
あまりないことですが万が一に備えて、紙のものを持参しましょう。
■ ホテルの予約確認書
ホテルもパスポートの提示のみでチェックイン出来るパターンが大半ですが、「海外のオンライン代理店で予約したら、予約されてないと言われた」というトラブルが近年多いです。
予約したという証明をするためにも、予約確認書はスマホ内に保存&出来れば印刷して持参しましょう。
■海外旅行保険証
怪我や事故、病気や盗難などに備えて、海外旅行保険には絶対に入りましょう。
ごく稀に「費用がもったいない」、「怪我や病気なんてしないから」という理由で、保険に加入しない方がいます。
海外では医療費が高額であることが多く、例えばアメリカで骨折して入院したら数百万円かかる...なんてことも。
保険未加入で海外渡航はリスクしかありません。加入をお勧めします。
最近はクレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もありますが、補償内容が限定されている場合があります。
加入した保険の補償内容は確認しましょう。
■ クレジットカード・現金
まずクレジットカードは必須です。
限度額や店の端末の不具合、紛失などに備えて、異なる国際ブランド同士で2枚は持っておくと吉。
各国キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、コインランドリーなどでは厳禁しか使えない場合があります。
現地で両替する時間が取れない、という事態にも備えて、少額でもいいので日本で事前に両替しておきましょう。
持っていくといいもの
■身分証
現地での身分証明・年齢確認には役に立ちませんが、保険証などの日本の身分証も持っていきましょう。
出番はかなり限定的ですが、パスポート紛失時、帰国用の渡航書発行の際に必要になります。
たくさん持参して紛失してもいけないので、身分証は1つor2つ+コピーの両方用意しておくと良いです。
※余談ですが、筆者は紛失すると後々厄介になりそうなマイナンバーカードだけは、絶対に持参していきません(笑)
■Wi-Fiルーター・SIMカード
近年では空港や街中など至る所で、海外からの観光客向けのフリーWi-Fiが飛んでいることが多く、Wi-FiルーターやSIMカードを持っていかない、という方もいらっしゃいます。
しかしフリーWi-Fiはセキュリティに難があり、カード情報などの個人情報を入力する際に、情報が漏洩するリスクがあります。
暗号化された、セキュリティ対策がしっかりしている通信環境を用意しておくと安心です。
🔗海外Wi-Fi&eSIM 特別案内|フレックスインターナショナル
当社だけの特別優待でご案内!
■モバイルバッテリー
調べ物やメール、Google MapにUberなど、海外でもスマホを使う頻度は高いです。
電池切れに備えて、1つはあると安心。
航空会社ごとに持ち込みの制限があるので、事前チェックは必須です。
🔗携帯型充電器のモバイルバッテリーは預けることができますか。|日本航空
🔗機内持ち込み・お預かりに条件があるもの|国際線|ANA
■変換プラグ
渡航する国や地域により、コンセントの形状が異なります。
多国変換プラグを持っていくのが、個人的におすすめです。
購入するのがもったいないという方は、レンタルWi-Fiのオプションで借りるのも手です。
■薬
普段服用している薬がある方は、渡航日数分持っていきましょう。
また急な体調不良や食あたりなどに備えて、風邪薬や胃腸薬を持っていくと吉。
渡航先でも購入できますが、海外の薬は効き目が強すぎたり、体質に合わない可能性があります。
あると便利なもの
■機内快適グッズ
アイマスク・耳栓・ネックピロー・スリッパなど、特に長時間フライトの際は持ち込むと吉。
ホテルや機内で快適に過ごすためにも、特にスリッパはかなりおすすめです。
■シャンプー類・洗顔料
稀にシャンプー類が一切置いてないホテルがあります。
アメニティ情報を事前に確認しておくと安心です。
シャンプー類が置かれている場合でも、髪質や体質に合わない...なんてことも。(特に洗顔料とリンス)
普段使いしているものを、小さい容器に入れて持っていくと良いです。
■トラベルポーチ・携帯用洗剤
スーツやシャツは思いの外かさばるので、圧縮袋や収納袋があると便利。
ホテルのクリーニングサービスは基本どこも高額なので、出費を抑えたい方はコインランドリーを利用しましょう。
携帯用洗剤も持っていくと、洗剤の費用も浮いておすすめです。
あまり必要でないもの
■新型コロナウィルス関連の書類
現在ほとんどの国・地域で。新型コロナウィルス関連の入国制限は撤廃されています。
ただし一部では現在も制限している場合があります。
念のため渡航前に、外務省や大使館のホームページを確認しておきましょう。
🔗新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国の入国制限措置 及び入国に際しての条件・行動制限措置|外務省
■変圧器
最近の家電製品や充電器は、100v~240vの全世界対応である場合がほとんど。
そのため変圧器なしでそのまま使用できますが、一昔前の家電製品は100vにしか対応していないものもあります。
念のため製品情報は確認しておきましょう。
その他Q&A
終わりに
今回は、海外出張用の持ち物リストをご紹介しました。
初めて海外に行く・久しぶりに海外に行く方にとっては、準備が色々大変だと思います。
本コラムがお役に立てれば幸いです。