ご法度!航空券の二重予約

「日程が決まらないから、航空券を2つ仮予約しておきたい、、、」

「どっちの旅行会社でお願いするか悩むから、とりあえず両方で申し込みしよう!」


こんな感じで、航空券を二重予約しようとした・したことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?

実は、航空券の二重予約はご法度でして、
知らぬ間に自動キャンセルされている、、、
なんてこともあります(´•ω•̥`)


今回は、海外航空券の二重予約について、
説明していきます!

二重予約ってどういう状態?

まず二重予約とは、「同じ名前で、同じ航空会社・日付・区間で複数予約がある」状態です。

大抵二重の場合がほとんどですが、 たまーーに三重・四重の重複予約になってる、、、なんてケースもあります💦


旅程の一部が被っている場合でも、二重予約とみなされるので注意です!

またごくまれにですが、同姓同名の全く違う方の予約と混同されて、二重予約となるケースもあります(-_-;)

はた迷惑、、、


旅行会社では二重予約のことを、
「DUPE(デュープ)」と言い、
英語の「Duplication=複製・重複」の略称になります。

二重予約、なぜバレた!?

二重予約が入っている場合、
旅行会社では航空券の発券処理を進めることが出来ません(;´・ω・)

二重予約されたお客様にご連絡するのですが、


「なんでわかるの!?」


と、内心びっくりされる方もいらっしゃると思います😖


まず航空会社側でバレる仕組みとしましては、お客様のローマ字氏名から二重予約のチェックをしています。

旅行会社と航空会社は、予約システムで予約情報などを共有していまして、運休やフライトスケジュールの変更・事前座席指定の情報などがメッセージとして入ってきます。

この航空会社からのメッセージで、二重予約のお知らせも来ますので、旅行会社にもバレるという仕組みになっています、、、

二重予約のリスクは?

最後に二重予約のリスクについてお話します。

冒頭でも少し触れましたが、
二重予約をそのまま放置していますと、
両方の予約が自動でキャンセルされます。

キャンセルのタイミングは航空会社によってまちまちでして、確認され次第即キャンセルされるパターンと、数時間~1,2日待ってくれる航空会社もあります。


もっと厳しい航空会社ですと、自動キャンセルした後に、罰金を科す場合もあります。

この罰金は、ADM(Agency Debit Memo)と呼ばれています。

この罰金も航空会社によってまちまちでして、大体数千円くらいです。

大抵の旅行会社は、罰金の請求が来た場合、
お客様へご請求します。
要注意です💦

まとめ

今回は、航空券の二重予約についての解説でした。

とっても便利でやりがちな仮予約。

ですが、「とりあえず仮予約しよう!」で手続きした予約がキャンセルされたり、罰金が請求されたり、リスクしかありません。


違う航空会社で同じ日程・区間の予約は、
二重予約になりません。

どうしても仮予約をしたい、、、
という方は、この方法をお試しください🙇