アメリカだけじゃない!電子渡航認証システムについて

海外へ行くのに必要なものは、主にパスポートとEチケット控えですよね。

しかし国によっては、「電子渡航認証」の事前申請が必要な場合があります。


今回は電子渡航認証システムについて、ご案内致します('ω')ノ

電子渡航認証って何?

簡単に言うと、

「ビザなしで渡航させてください!」

とオンラインで申請するプログラムの事です。

2009年にアメリカで導入されて以来、カナダやオーストラリアなどでも導入されました。

安全性強化などを目的としていて、
原則申請していないと入国出来ません💦
※国籍やビザの有無などによって異なります。

どうやって申請するの?

基本の流れは下記の通りです。


公式サイトに入る

パスポート情報や連絡先、犯罪歴や過去の渡航先などを入力

クレジットカードで申請料金を支払う

認証結果がメールで来る


早ければ10分ほどで決済まで完了し、
結果も数分で来ることがあります。
※申請内容等によっては、数日かかる場合があります。

意外とすんなり申請できますが、
入力ミスなどにより認証まで時間がかかる、、、なんてケースも考えられます。

出来るだけ早い段階から、申請するようにしましょう(`・ω・´)ゞ

各国の電子渡航認証について

ここからは、各国の電子渡航認証システムについて詳しく見ていきましょう!

気を付けるポイント

1.経由する場合でも登録必須!?

アメリカ、カナダを経由して第三国へ行く場合、それぞれESTA・eTAの取得が必要です。

知らない方が多く、盲点です。
南米渡航の際は、アメリカ経由の場合が多いので要注意です!

その他の国は、空港から出ない場合(入国しない場合)は申請不要です。

2.入力ミスに注意!

大体10分ほどで質問事項の入力が終わりますが、焦って入力してミスがあると厄介です。

例えばESTAの場合、犯罪歴などの質問事項を「Yes」と誤って答えて申請拒否された場合、再申請が必要です。

24時間以上空けて、再度申請料金を払わなくてはなりません(´;ω;`)

再申請して承認されれば安心ですが、
再度拒否された場合、ことによっては米国入国管理局へ訂正依頼をしたり、ビザを申請しなくてはいけなかったり、、、


こういったトラブルにならないよう、

・落ち着いて入力⇒入力内容をきちんと確認

・期間に余裕をもって申請する

上記二点を心がけましょう👍

3.分かりにくい代行サイト・詐欺サイトに気を付けて!

下の画像をご覧ください。

上が代行サイト・下が公式サイトです。

代行サイト、すごく出来が良いですよね(笑)


自由の女神と星条旗が表示されているので、一見信憑性があります。

しかしよくよく見ると、「当社を選ぶメリット」という文言があり、公式サイトではないことがわかります。

なおこの代行サイトで入力を進めていくと、お支払い画面で下記の表示が出てきます。

見て頂きたいのは画面右端、「165ドル」という高額な申請料金です。

本来ESTAの申請料金は21ドルなので、大変割高なのがわかります。

代行サイトなので、ESTAの申請はきちんとされると思いますが、中には料金だけ支払いさせて申請しない、悪質な詐欺サイトもあります。


騙されない為にも、カード決済前に下記2点をご確認ください。

・申請料金が正しい料金か

・「弊社について」、「企業情報」など運営会社の存在を匂わす表記があるかどうか

大使館のホームページで案内されているものは、正規のリンクなので安心です🙌

まとめ

今回は、電子渡航認証について解説しました。

アメリカのESTAが有名ですが、現在様々な国で導入され始めています。

2024年からは、ヨーロッパ入国の際にETIAS(エティアス)の申請が必要となります。


今まで申請が何も要らなかった国が、
急に導入を始めるケースも考えられます。

渡航前に最新の情報を確認するようにしましょう(/・ω・)/