スムーズに行こう!国際線の手荷物検査

保安検査場では、荷物や身につけているものに危険なものがないか、検査員によりチェックされます。

場合によっては時間がかかる事もあり、
搭乗時間に間に合わない!という事態にもなりかねません。


今回は、保安検査の流れと気を付けることについて、解説いたします♪

そもそも、なんで検査するの?

発火する恐れのあるものや刃物など、
凶器になりうるものは「危険物」とみなされ、航空法により機内への持ち込みが禁止されています。

危険物が持ち込まれないよう、搭乗者の荷物や身につけているものを、日々検査しているのです。

ちなみに、保安検査を受けずに保安検査場の先へ行ってしまった場合、航空法により1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる場合があります!


2019年から保安検査は強化されており、
今までより時間がかかることもあります。

別記事でも解説した通り、余裕をもって向かうことをお勧めします(/・ω・)/

何がOKで何がダメなの?

よくお客様より、

「モバイルバッテリーは持ち込んでいいの?」
「パソコンはどうすればいいの?」

といったお問い合わせを受けます。


こちらでは、機内持ち込みor預け入れどちらにあたるのか、一覧でざっとご説明します(`・ω・´)
※航空会社や国によって異なります。

機内持ち込みはOK・預け入れはNG

  • モバイルバッテリー 
  • 電子たばこ
  • リチウム電池
  • 液体バッテリー
  • ライター
  • マッチ

モバイルバッテリー・リチウム電池などは、強い衝撃の際に発火する恐れがあるため、預け入れはNGとなります。

ライターですが、ターボライターやオイルライターなどは、機内持ち込みがNGとなります。


また上記には記載がありませんが、
今流行りのワイヤレスイヤホンも、
「電源のオフが出来ない」という理由により、預け入れは不可となります。

イヤホン自体は基本機内での使用は可能ですが、航空会社によっては使用出来ない場合があります。

機内持ち込みはNG、預け入れはOK

  • 先の尖ったもの・工具類
  • ゴルフクラブやバット
  • タペストリー・掛け軸
  • ポスターなどの収納ケース

使用することで凶器となりうるものは、預け入れになります。

タペストリーも凶器類と認定されてしまうので、やや注意です💦


意外な盲点は、化粧ポーチに入っていることが多いピンセット。

持ち込みはNGなので、注意です!

なお眉バサミは、制限付きでOKとしている航空会社がありますので、確認が必要です('ω')

機内持ち込み・預け入れどちらもNG

  • 花火・クラッカー
  • 殺虫剤・漂白剤
  • 瞬間冷却剤
  • 空間除菌剤

「リゾート地で花火をやりたい!」
「虫刺され用に殺虫剤を持っていきたい」

こういった場合は現地での調達となります。

持っていこうとした場合、容赦なく捨てられてしまうので、注意が必要です💦

お問い合わせが多い荷物

まとめ

今回は、手荷物検査についてさらっと解説しました。

大きい空港では、最新のCT型X線手荷物検査装置が導入されたり、時間短縮を図っています。


それでも大型連休や年末年始など、
混雑する時期は時間がかかることがあります。

乗り遅れはもちろん、荷物を没収されると精神的にダメージを受けます(:_;)


早めの行動と事前確認は、きちんとするようにしましょう!