お得に行こう!はじめてのLCC講座

航空券を探している時に、「LCC」という単語を目にしませんか?

LCCが何なのかよく分からない、、、という方の為に、本記事で解説いたします!

LCCって何?

LCCとは「ローコストキャリア」の略称で、「格安航空会社」と呼ばれています。

特徴はその名の通り、料金の安さ。

東京~札幌の往復が1万円以下、東京~ソウルの往復が3万円以下と、とにかく安いです!
※時期や空席状況によります。


「とにかく安く旅行に行きたい!」という方にはうってつけの航空会社です✨

普通の航空会社との違いは?

機内食が出る、機内エンターテイメントがあるなど、従来のサービスを提供している航空会社を「フルサービスキャリア」と呼びます。

※レガシーキャリアと呼ぶこともあります。
※FSCと略されることがあります。
以後FSCと略します。

フルサービスキャリアとの違いを比較してみましたので、ご確認ください♪

このように、サービスが有料オプション・簡略化されているため、

「なんだか物足りない、、、」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

安さ重視か快適さ重視か、悩みどころです💦

なんで安いの?

国内線で1万円、国際線で3万円と、
破格の値段のLCC。

「なんでこんなに安いの!?」と驚く方もいると思いますので、
簡単にご説明いたします(/・ω・)/

サービスが別途有料オプション

先程の表で見た通り、機内食や荷物などは別途有料オプションです。

事前座席指定やアメニティも、有料オプションであることがほとんどです。


ただカスタマイズ可能なので、
「機内食は付けないで、預け入れ荷物だけ購入する」といった事も出来ます♪

座席数が多い

ほとんどのLCCは座席数を増やして、
一度に多くの乗客を乗せようとします。

ボーイング737・エアバス320という小さめの機種がメインで、大体170席ほどです。

小さめの飛行機のため、座席の配置が3-3の場合が多く、シートピッチ(座席の間隔)がFSCと比べて、5cmほど狭くなっています。

安さも相まって、満席になりやすいのが特徴です('ω')ノ


他にも、
「駐機する時間を短くしている」
「使用する機材を限定している」
など、様々な企業努力の上で、安さを実現しています✨

安い=危ない?

たまにお客様から、

「LCCは危ないんじゃないの?」
「乗るのに抵抗を感じる、、、」

といったお声を頂くことがあります。

かくいう私もソウルへ行く際に利用するまで、少し抵抗感はありました💦

ですが、下記をご覧ください!

これはドイツの格付け会社「JACDEC(Jet Airliner Crash Data Evaluation Centre)」が発表した、最新安全度ランキング(2022年)でして、上位10社のうち5社がLCCです。

※色の付いた箇所がLCCです。
こちらから資料をダウンロードできます(英語・PDF)

ANAやJALがランクインしていない中、
LCCが5社入っているのは驚きですΣ(・ω・ノ)ノ!

「絶対に事故は起きない」、、、とは断言できませんが、整備や運用を怠らず、
日々努力されていることがわかります。

気を付けることはある?

LCC利用時に気を付けることを、
かいつまんでご紹介します('ω')ノ

時間に厳しい

LCCは空港に留まる時間=駐機時間を短くして効率化しているので、
チェックインの締め切り時間が厳しめです。

一度のフライトに対して搭乗率が高い為、
チェックインで長い列に並ぶこともあります。


また搭乗ゲートがターミナルの端にあることが多く、移動に時間がかかります( ノД`)

以前ソウルへチェジュ航空(韓国のLCC)で行った際に、仁川空港の端まで歩きました(笑)


 今は多くのLCCでオンラインチェックインを導入しているので、
あらかじめ登録しておくのもおすすめです👍

荷物の制限が厳しい

LCCは、荷物の制限が厳しい場合が多いです。

例えばANAやJALのエコノミークラスは通常、2個×23KGですが、
LCCは荷物付き運賃でも、重量制で15KGまでの場合が多いです。
※航空会社や券種・路線によって異なります。

また、手荷物(機内持ち込み)の重量を測ることもあります。

私もスプリングジャパン(日本のLCC)で札幌まで行った際、
リュックの重量を測られて、ヒヤヒヤしたのを覚えています(;^ω^)


預け入れ荷物だけでなく、手荷物も規定を超えてないか、事前確認しておくと安心です🌸

遅延・欠航の際の保証がない

FSCの場合、大幅な遅延や欠航の際に、
振替や全額払い戻しといった保証があります。

が、LCCは保証がない場合が多いです、、、


弊社のお客様でも、高額なホテル代やタクシー代を自己負担した、という方が現にいらっしゃいます(´;ω;`)

万に備えて、航空機遅延費用補償が付帯する、海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします!

おわりに

現在、ウクライナ情勢や円安などにより、
航空券が高騰しています。

そんな中、料金勝負のLCCをうまく使って、
国内・海外に気軽に行きましょう👍


弊社でもLCCのお手配が可能ですので、
お気軽にお問い合わせください♪