



食事や気候・馴れない環境などにより、海外旅行中に体調を崩してしまう方も少なくありません。
いざというときに備えて、飲み馴れた日本の薬を持っていきたいという方は多いのではないでしょうか。
今回は、海外旅行の際に薬を持っていく時の注意点について、解説します。
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海外旅行に薬を持っていく時の注意点
結論から申し上げますと、持ち込みについては問題ありません。かつ、市販薬については税関での持ち込み許可も特段必要ありません。
ただし、大量(必要以上)に持ち込もうとすると、「薬を販売する気なのでは」、「オーバードーズなどをするのではないか」と疑われてしまい、持ち込みが認められない場合があります。
それでも渡航先の国によっては、一度に持ち込める医薬品の数量に上限があることも。
事前に大使館等に確認しておくと安心です。
処方された薬を持ち込む場合
病院等で処方された薬に関しては、病名や症状・服用理由などを説明する「薬剤証明書」を事前に、病院で発行してもらうと安心です。
何か突っ込まれた際に、病名等が分からずあたふたして怪しまれてしまう...という事態を防げますし、厚生労働省のホームページでも携行することを推奨しています。
ご参考になるかわかりませんが、*筆者が処方されている薬で下記の国については、「薬剤証明書」未所持でも特に何も言われたことはありません。(あくまで一個人の体験ですので、絶対に大丈夫というお約束は出来ません)
*パナルジン(チクロピジン塩酸塩・抗血小板剤)、バファリン(アスピリン・ 抗血小板剤)
*今後マレーシア、インドネシア(バリ島)、ギリシャ、エジプトへ渡航予定なので、帰国後追記します。
なお、医療用麻薬は厚生労働省地方厚生局麻薬取締部に許可申請を、医療用向精神薬は携帯できる量に規定があるので、注意が必要です。(上限を超えない場合は証明書不要)
現地の薬を買う時の注意点

日本から薬を持ってきていない場合や切らしてしまった際に、現地で薬を購入・処方してもらう機会があるかもしれません。
この際注意点としてよく言われているのが、「効果が効きすぎてしまう」、「副作用が強めに出てしまう」というもの。
海外の薬は1錠あたりの成分量が日本の薬より多い傾向があるため、用量を確認せず服用して体調がが悪化する、というケースが少なくありません。
本来は処方箋が必要にもかかわらず、処方箋なしで販売する違法な薬局があったり。うまく症状等を英語で伝えられず勘違いされ、違う薬を処方されたりと、トラブルは他にもあります。
どうしても、という非常時以外は極力、海外では薬を購入・処方してもらうのは避けるのが無難です。
持っていきたいおすすめの市販薬
風邪薬
気温の変化や慣れない環境、寒暖差などで風邪を引くケースがあります。
またホテルの空調が効きすぎて、体が冷えるということもあります。
風邪薬に加えて、突然の熱や頭痛に備えて解熱鎮痛剤も持っておくとベターです。
胃腸薬
海外旅行中は朝昼晩と3食全て外食になりがち。
食べ過ぎや飲み過ぎによる胃の不調に備えて、胃腸薬は持っていくのがおすすめ。
また脂っこい料理や辛すぎるものを食べる、食事が合わないなどの理由でおなかを壊すこともあります。
突発的なおなかの痛みに備えて、水なしで服用できる下痢止めは個人的におすすめです。
まとめ
今回は、海外旅行の際の薬の持ち込みについて解説しました。
渡航する国によって様々な制限等があるので、必ず事前に確認するようにしてください。
また海外の薬が絶対にダメ、ということではありませんが、やはり普段から飲み馴れている薬を持参するのが無難です。
今回の記事も、旅行時の参考になれば幸いです。