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34年ぶり、一時は1ドル=160円にまで上がった歴史的な円安を迎えた昨今において、「海外旅行に行きづらいな...」と感じている方も多いと思います。(2024年5月現在)

今回は、円安・円高の基本的な解説から、おトクに海外旅行するためのヒントをご紹介します。

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円高、円安とは?

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まず円高とは、「円の価値が他通貨に対して高い」状態のことを指します。

言い換えると、他通貨を1円単位で交換できる数が多いということです。

円安とはその逆で、「円の価値が他通貨に対して低い」状態のことを指し、他通貨を1円単位で交換できる数が少ない状況になります。

例えば昨日が1ドル=90円・今日は1ドル=100円の場合は円高、昨日が1ドル=100円で・今日は1ドル=110円の場合は円安、といった具合です。

円高と円安 メリット・デメリット

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円高・円安は日本経済や海外旅行の観点だけでなく、わたしたちの生活にも影響があります。

ここでは円高・円安のメリット・デメリットを解説します。

円高の嬉しいところは、iPhoneなどの高額機器や有名ブランドの洋服などを、おトクに買える点です。

海外製品を輸入販売している企業は輸入コストを削減できるため、そういった企業に勤めている方はボーナスが増えた、といった恩恵を受けられる場合もあります。

そして海外旅行好きの方にとっては、旅費を抑えられる点は(筆者を含めて)嬉しいのではないでしょうか。

円の価値が上がれば上がるほど、旅行先での食費や宿泊費が安くなります。

浮いた分だけホテルのランクをアップグレードしたり、高級なレストランに行ったりと、旅行のお楽しみが増えます。

円高になると海外旅行へ行く方が増加する傾向にあり、人気のハワイなんかは日本人だらけになります。

反対に円高が続いたり加速すると、日本製品を輸出している企業は業績が悪くなります。

また円の価値が高い=外貨の価値が低いということになりますので、外国人観光客にとっては日本への旅行が割高になります。

結果訪日外国人観光客が減り、インバウンドに頼っていたホテルやレストランなどは打撃を受けます。

円安の嬉しいところは、輸出産業が活性化する点と、インバウンド事業が盛り上がる点です。

特に自動車産業や鉄鋼産業・電化製品産業に勤めている方は歴史的な円安の現在(2024年5月)、ボーナスもおいしいのではないでしょうか。(羨ましいかぎりです)

また昨今ニュースで報道されいる通り、訪日外国人観光客(特に欧米)の方が東京・大阪・京都などにこぞって来日され、思い思いの旅行を満喫しています。

訪日外国人観光客を相手にするホテルやレストランも恩恵を受けることが出来ます。

反対に円安のデメリットとしては、輸入コストが上がるため様々な輸入品の値段が上がります。

近年発売されたiPhone15は一番下のモデルで12万4,800円ほどで、一世代前のiPhone14と比べると5,000円ほど高くなっています。

その他牛肉や小麦などの輸入品も値段が上がり、飲食店の倒産・閉業につながったり、わたしたちの家計にも大きく影響してきます。

そして海外旅行好きにとって、円安は最大の敵。

2024年5月現在は1ドル=157円、例えば10ドルのサンドウィッチを買うと1ドル=100円の頃は1000円でしたが、今買うと1500円を超えます。何を買うにも従来の1.5倍の支出になります。

またインバウンド事業が盛り上がることは良いことですが、昨今はオーバーツーリズムが懸念されています。

オーバーツーリズムとは観光客が過度に増えた結果、渋滞や騒音・自然環境などに悪影響を及ぼす弊害のこと。

例えば宮古島や鎌倉、富士山などは観光客の撮影マナーやゴミ問題が懸念されています。

そして最も悲惨なのが京都で、嵐山や清水のエリア・宇治などどこに行っても大混雑。

特に嵐山へ向かう嵯峨野線の混雑は常軌を逸しており、筆者も朝の時間帯に乗って「二度と乗りたくない」と感じました。

円高でも海外旅行は諦めるべき?

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これはあくまで持論になってしまいますが、「円高だから」という理由で海外旅行を諦めてしまうのは大変もったいないです。

確かに円安で出費が痛いのは事実ですし、「同じ国に行くなら円高の時におトクに行きたい」という考えは大変よく分かります。

しかし家庭や職場などの環境の変化や、経済面や体調面など自身における急激な変化が生じた時に、海外旅行に行けなくなるなんてこともあります。

また、円高になる時期を予想して海外旅行の計画を立てる・航空券の予約をするのは不可能です。

要は「行ける時・行きたいと思った時に行くのが吉」ということです。

しかしそうはいっても、節約できる部分は節約したいところ。

続いて少しでもおトクに、円安でも海外で過ごすヒントを紹介します。

円安でもおトクに海外旅行へ行くために

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 妥協する・しないのメリハリを

飛行機はビジネスクラスに乗り、5つ星ホテルの眺めの良い部屋に宿泊。高級レストランで食事をしてブランド品を買い漁る...

さすがに上記は極端な例ですが、それでもかなりお金にゆとりのある方以外、この歴史的な円安・物価高において「あれもこれも全部楽しみたい!」というのは少々無謀です。

旅行中においてどこを妥協するか・しないかはあらかじめ決め、メリハリをつけて楽しみましょう。

ただし節約をしすぎると、旅行そのものの満足感が薄れて旅行がつまらなくなります。

「LCCに乗った分食事は高級レストランへ行く」、「朝食代を浮かせた分現地ツアーを思いきり楽しむ」といった具合に、「ご褒美」は用意しましょう。

そして可能な限り、ホテルを節約するのは控えた方が無難です。

海外の安いホテルは「シャワーのお湯が出ない」、「防音対策がされてない」、「治安の悪いエリアにある」など難ありなケースがほとんど。

「ホテルは寝るだけ」と考えている方でも、快適な滞在の為にも一定ランク以上(最低でも星3ランクあると安心)のホテルを選びましょう。

 航空券はセール時に買うべし

旅慣れている方にとっては基本中の基本ですが、航空券はセール時に購入するべきです。

この航空会社のセール、通常はホームページやSNSで公表されますが、稀に売れ行きが良くない路線や団体枠が直前でごっそりキャンセルになった路線などが、告知なく格安で販売されていることがあります(いわゆるシークレットセールのようなもの)

後者の航空券を一般の方が探し出すのは困難ですが、当社LINEでは定期的にこのような「シークレットセール」になっている航空券を告知しています。

友達限定クーポンの配布も行っていますので、ぜひ友だち追加しておトク情報をゲットしてください。

以前SNSにて「本当の旅好きは、旅行に行く直前で航空券を買うものだ」といった趣旨の投稿がバズっていましたが、個人的には疑問を感じます。

こういったスタンスでいると時期や路線によっては高い運賃の航空券しか残っていなかったり、そもそも満席である可能性もあり、中々リスキーです。

「航空券代金が惜しくない」、「安い運賃が出ることに賭けてみたい」、「直前にならないと予定が立てられない」という方以外は早めに購入しておきましょう。

 物価の安い国に行く

なんといっても、物価の安い国へ旅行に行く。これが一番です。

根強い人気を誇るイギリスやフランス・イタリアは航空券が12~25万円、1度のお昼ご飯に3000円、3つ星ホテルは1泊1.5万円が目安。(費用感は時期によります)

特典航空券の使用や友人宅への宿泊、節約旅などであれば支出は抑えられますが、それでもお財布に厳しいのは事実。

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物価の安く円安の影響が少ない国として、まず挙げられるのはエジプト。

2024年3月、エジプト政府は自国通貨:エジプトポンドの価値を35%切り下げる措置を行いました。

これにより、ただでさえ物価が安かったのに更に安く感じるという、外国人観光客からすると大変魅力的な事態に。

食事は1回400~800円あれば事足りますし、ホテルも4つ星ホテルで1泊4,000円~とかなりリーズナブル 。(2024年5月現在)

唯一ネックなのは航空券代と旅行期間。

航空券はドーハ経由・カタール航空がセール中ですと、往復総額12万円台で購入することが可能です。

エジプトはカイロだけでなく、ルクソールやアレクサンドリアなど魅力的都市が多いので、7日間くらいで周遊するのがおすすめ。

夏季休暇や年末年始など、長期休暇の取りやすい時期に行くのが良いでしょう(年末年始は混みますが)

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続いての国はインド。

食料品や日用品・お土産などがとても安いのが魅力的で、タージマハルやアーグラ城などの建造物が人気。

ただ3つ星ホテルだと設備に期待が出来ず、4つ星でようやく日本のビジネスホテルと同等くらいになります。

4つ星ホテルの相場は1泊9,000円ほどなので、ホテルに関してはエジプトより割高になります。

超節約旅で行くならベトナム経由・LCCのベトジェットで往復総額が7万円ほどです。

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そして最後は、個人的におすすめのベトナム。

ハノイ・ホーチミンは鉄板ですが、一番はリゾート地:ダナン。

ビーチやリゾートホテルでの優雅なステイはもちろん、五行山やホイアンなどの観光スポット、日帰りでフエへのツアーなども魅力的。

食事やお土産が安いですが特にホテル代が安く、5つ星ホテルでも1泊6000~10000円で泊まれてしまいます。

ベトジェットで往復総額6万円ほどで、ハノイやホーチミン行きと比べると1~2万円高いですが、それでも安い部類。(マカオ経由だと総額5万円切ることもありますよ!)

家族旅行や大学の卒業旅行などで非常におすすめです。

まとめ

今回は「円安でも海外旅行に行くべきなのか」というテーマで解説しました。

ヨーロッパに行きたい筆者からすると円高になることを願っていますが、当面円安は続くと思います。

厳しい状況ですが、海外旅行自体を我慢してしまうのも、いささかもったいないと思います。

今回の記事も、旅行時の参考になれば幸いです。

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