台風が来たら飛行機は欠航になる?対応方法を解説

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夏休みや9月頃の旅行で一番気になるのが、台風による飛行機の欠航。せっかくの旅行を台無しにしたくない!という方も多いと思います。
今回は、台風による欠航の実態や、万が一欠航になってしまった際の対処法について解説していきます。

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実際、どのくらいの確率で欠航してる?

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結論から言うと、台風シーズンの欠航率はそこまで高くありません。

国土交通省が発表した、「特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係る情報公開のポイント」という調査結果では、「天候による欠航率(令和5年7月~9月)」は日本航空が2.34%、ANAが2.16%です。(参照: 国土交通省の公開資料

この数字から見て分かる通り、「台風シーズンは旅行を避けるべき時期だ」とは言えないのです。

しかし過去には大型台風が接近・上陸した影響で、国内線・国際線どちらも大きな影響が出たことがあります。

例えば2019年に発生した台風19号の影響で、日本航空とANAは国内線と国際線合わせて2,170便が欠航しました。

筆者も当時予約担当として業務にあたっており、特にフィリピン行きに搭乗予定のお客様が予定の変更を余儀なくされたのを覚えてます。

また2021年の台風14号による影響で、沖縄本島や離島行きの国内線のほとんどが欠航になり、空港のカウンターは変更や払い戻しをされる搭乗者で長蛇の列を作っていました。

2%という欠航率は高くはないものの、台風の規模や進路等によっては欠航になることもあるということは、念頭に置いておきましょう。

欠航になる基準と決まるタイミング

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実は統一された基準等はなく、航空会社が独自で判断しています。

台風接近時の運航の際に懸念されるのは雨ではなく風で、特に離陸時の横風が強いとかなり危険。

なお航路上に台風がある場合は、航路を変更して避けることが出来るので、影響を受ける可能性は低いです。(台風の規模や航空会社判断により、迂回せず上空を突っ切ることもあります)

そして気になる欠航になるタイミングですが、これも各航空会社や台風の規模・風速等によってまちまち。

国内線の場合早ければ前日に欠航になることもありますが、大体は当日。

遅い場合だと保安検査を通過した後に欠航したり、搭乗後に離陸できないという判断になることも。

当社で航空券を購入されたお客様に関しましては、前日までに運休になっていた場合はご連絡させて頂いております。(営業時間外や日祝を除く)

ただし急に欠航となる場合もあるので、お手数ですが航空会社のホームページ等でも、都度確認いただけますと幸いです。

欠航になった時の対処法

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基本的に、払い戻しか振替のいずれかになります。

まず払い戻しについてですが、基本航空会社の手数料は免除されます。

なお旅行会社経由で航空券を購入された場合は、航空会社の手数料が免除される場合でも、旅行会社の手数料は発生する事があります。(当社の場合は3,300円の手数料を申し受けます。)

またLCC(格安航空会社)などでは、台風で運休しても一切払い戻しがない場合もあります。

万が一の際にトラブルにならないよう、航空会社のページは確認しておくとよいでしょう。

続いて振替の場合ですが、空席待ちか後日のフライトへ変更するかのいずれかになります。

基本空港のカウンターでの対応になりますが、「早く旅行に行きたい!」「早く自分の国に帰りたい!」という方が多いので、長蛇の列になりがち。

また後日のフライトに変更する場合は、航空会社のデスクに電話をかけるのが基本です。

なお場合によっては、空港近くで1泊しなくてはならない事態になり、ホテルを予約する必要が出てくるケースがあります。

この場合でも、航空会社にはホテル代を負担する義務はありませんので、自己負担となります。(海外旅行保険で賄える場合もあります。)

当社で航空券をご予約されたお客様につきましては、払い戻しや変更・振替のご対応は当社スタッフが対応致しますので、ご負担を減らすことが可能です。(航空会社の指示や状況によっては、お客様ご自身で対応頂くことがございます)

まとめ

今回は「台風で飛行機は欠航するのか?」というテーマで解説しました。

データが示すように、欠航率は高くないものの、それでも欠航になってしまう事はあります。

「どうしても予定が崩れたくない」という方は、台風シーズンを避けて旅行に行くのも手です。

今回の記事も、旅行時の参考になれば幸いです。

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