旅行会社社員の旅行記 ~ギリシャ/エジプト編(1/2)~

*この旅行記では、1ユーロ=165円、1エジプトポンド=3円で計算しています

■まえがき
24年と25年の年末年始に、ギリシャとエジプトに行ってきました。
アテネに2泊、ルクソールに2泊、カイロに1泊しましたが、トランジットの時間や移動時間の関係上、8日間の旅程でした。
8日間で7本のフライト・4つの異なる航空会社利用と、中々詰め込んだ旅程になっております。

■1日目
往路で利用したのは中国国際航空。
羽田14:20発・北京17:25着のCA182便と、
北京 02:30 発・アテネ 08:00着のCA863便。
北京でのトランジット時間が9時間という、超・長丁場です。

中国国際航空はオンラインチェックインがアプリまたはインターネットから出来る、、、はずなのですが、私のフライトはどちらでも出来ませんでした。
カウンター付近の端末でチェックインしようとしたところ、こちらもエラー。
パンダの可愛らしいイラストとともに、カウンターへ行くよう誘導されます。


搭乗の3時間前に並び始めましたが、一向に進まず50分かけてようやく荷物を預け入れ。
中国国際航空のエコノミークラス利用時は、早めに空港に行くようにしましょう。
CA182便は定時に出発、機内食はチキンとご飯を選びました。
ちなみに座席のタッチパネルが壊れて使えませんでした、、、

北京に着いたらまず保安検査をします。
中国全般に言えることですが、この保安検査は厳しいことで有名。
特に注意すべき点はモバイルバッテリー。
製品に㎃の表記がないと没収されてしまいます。
モバイルバッテリーは荷物の中から出して、個数を申告して通過。
身体検査もしっかり体に触れて入念に行われます。

中国国際航空は4時間以上のトランジットだとラウンジが、6時間以上でホテルが無料で使えます。どちらも事前予約は必須です。
トランジットホテルを予約していたのですが、なぜかキャンセルされており、
気付いた時にはホテルが満室に、、、
アプリでラウンジを予約していたので、そこで休憩することに。
北京に入国して食事にでも行こうと考えたのですが、降機した時の寒波が尋常ではなく、「この寒さの中市内に行くのはちょっと、、、」と断念。

ラウンジに行く前に、レストランで腹ごしらえ。
牛肉麺ときゅうりの漬物?を頼みました。

北京には首都空港(PEK)と大興空港(PKX)があり、後者は2019年に出来たばかりの新しい空港。今回私がトランジットしたのはPEKの方です。
カフェや一部レストランは24時間営業ですが、ファーストフード店や免税店は早めに閉店してしまいます。
中華風の建物があり、フォトスポットとして人気でした。

中国国際航空のトランジットラウンジはE10番の搭乗口付近にあるのですが、
免税店などがあるエリアから見えにくい箇所にあるため、少々分かりにくいです。
パスポートを提示してエレベーターで上がると、ラウンジがあります。
ソファ席でゆったりできるのですが、中々人が多かったです。
こちらでは個室を時間限定で利用できるのですが、行った時は満室。
シャワーの利用も出来ませんでした。
また軽食食べ放題と聞いていましたが、置かれていたのはワッフルやクッキーなどのお菓子のみでした。

CA863便は定刻よりやや早めに出発、約11時間のフライト。
綺麗で新しいモニターが搭載されていましたが、ずっと寝ていたため使わず。
朝食で出たオムレツは中々美味しかったです。

アテネに予定より30分早く到着し、バスでシンタグマ広場へ。
空港出てすぐ目の前がバス乗り場で、X95線で約1時間。
大きなクリスマスツリーが目立ちます。

ここから歩いて7分ほどのホテルにまず荷物を預け、付近を散策。
ギリシャ正教会を見学しました。荘厳な雰囲気が素敵な内部です。

この教会の向かって右手側が、プラカ地区の入り口になっています。
お土産屋さんやおしゃれなレストランなどが並ぶ綺麗なエリアです。
まだ朝の早い時間だったので、やっているお店はまばら。
散策しているだけでも楽しいです。

お昼は地区内にあるレストランでギロピタを。
ピタパンにフライドポテトや野菜、お肉が入っている、ギリシャ定番のファーストフード。
ヨーグルトのやや酸味のあるソースがたまりません。
セットで付いてきたギリシャサラダも、濃厚なチーズが食欲をそそります。

パルテノン神殿を背にして大きな交差点に出ると、すぐ目の前にゼウス神殿が。
入場できる遺跡なのですが、石などがまばらに置かれているのみで、
正直お金を払って入る価値があまりありません、、、
私同様、柵の外から鑑賞している方が多かったです。

ここから40分ほど歩いて、アテネ国立考古学博物館に行きました。
有名なのはアガメムノンの黄金のマスク。
世界史の資料集などで、一度は見たことがあると思います。
他にもオリンポスの神々の像などがたくさん。
ギリシャ神話がお好きな方にはたまらないスポットです。

ホテル付近、再度プラカ地区に戻って散策。日没後も美しい街並みです。

 

■2日目
この日は朝からアクロポリスへ。
プラカ地区を抜けてすぐのところにチケット売り場と入場ゲートがあります。
朝一で行ったのでまだ空いていましたが、9:30頃から団体が多く来て混雑。
9:30以降に行く方は、ネットでチケットを買っておくのが無難です。

坂道を進むとまず見えるのが、ディオニューソス劇場。
ディオニューソスとはギリシャ神話に登場する豊穣・酒の神様のことで、ここは年間行事や劇の講演会場として使われていたようです。

道なりに進んで、かの有名なパルテノン神殿。
漫画「聖闘士星矢」の聖地として有名です。
美しい建物なのですが、修復工事中により鉄骨や機材が丸見え。
近くで見るより、やや引き際で眺めていた方がより綺麗に見えました。
隣にはエレクティオンがあり、こちらも有名です。
神殿の向かって左側から見渡せる眺望が大変綺麗でした。

このまま歩いて古代アゴラへ。
オンラインの時間指定チケットを持っていたのですが、入場の30分前に行ったら入れていただけました。
古代アテネの商業や政治の中心地として栄えたこの場所をゆったり散策します。
ほとんど日影がないため、夏に行かれる際は熱中症に気を付けてください。
幸い、アッタロスの柱廊という博物館になっている建物で涼むことはできます。

この日は昼食にムサカと白ワイン。
ムサカとはベシャメルソース・ミートソース・ナスやジャガイモなどの野菜を層にして焼き上げたもので、ラザニアに近い料理です。
お店によって作り方や焼き方が違うようで、こちらのレストランでは煮込み・またはシチューに近いものでした。
肉とチーズの深い旨味が非常においしく、ワインによく合いました。
デザートでヨーグルトをサービスで頂き、そちらもおいしくいただきました。

シンタグマ広場付近まで戻り、アテネ国立庭園へ。
何か見どころがある、という施設ではありませんが、広くて緑豊かな落ち着く公園。
地元の人たちの憩いの場になっていました。

この公園を抜けて少し歩くと、パナティナイコ・スタジアムがあります。
こちらは第一回近代オリンピックの会場として有名で、内部のトラックを実際に走ることが出来ます。
私はあまりスポーツに興味がないので、外から眺めるだけにしました。

そのまま歩いてリカヴィトスの丘へ行きました。
歩いて登ることが出来ますが、階段と上り坂が延々と続き、非常にしんどいです。
往復で10ユーロと有料ですが(約1650円)、ケーブルカーに乗ることをおすすめします。
やっとの思いで頂上に着くと、日没1時間前でもかなりの人が。
良い場所で見ようと、既に場所取りをしている人たちも多くいました。
日没・夜景を見たかったのですが、あまりの人ごみに断念します。

夜ご飯にスブラキを食べました。
ギロピタを包まず、具材の下にパンを敷いたような料理です。
ビールとの相性が非常に良いです。 

この日は大晦日でしたが、遅くまで多くのお店がやっていました。
22時頃にシンタグマ広場に行ってみると、カウントダウンを待機する人でたくさん。
あまりの人ごみだったので、留まるのをやめました。
人生初の「海外年越し」は、ホテルの屋上で缶ビールとともに。
このルーフトップからは、アテネの街並みとアクロポリスがよく見えます。
0時になると、あちこちで花火が一斉に打ちあがり、すごい音が。
15分ほど続き、アテネ市内はお祭り騒ぎでした。

 

■3日目
ホテルで朝食後チェックアウトし、早々に空港へ向かいます。
モナスティラキ駅から電車で約40分、空港は終点です。
アテネの空港はチェックインカウンターが横一列にずらっと並んでいるので、わかりやすいです。
空港内にはちょっとした博物館やレストランなどがあります。

ルクソール行きのフライトで搭乗したのはエジプト航空。
まずカイロまでMS748便で向かいます。
機内モニターは日本語に対応していましたが、フライトレーダーが故障していました。
機内食で出たパンは、食べることはできますがお味は、、、汗
一緒に提供されたマンゴージュースは中々おいしかったです。

カイロに着いたらまずアライバルビザを購入します。
入国審査の左右にカウンターが1つずつあり、列が出来ているのですぐわかると思います。
申請料金は25USドル。
クレジット決済が出来るかが不確かな為、米ドルをあらかじめ用意しておきましょう。
隣のカウンターで両替も可能ですが、日本円を受け付けてもらえるかが不明です。
なおエジプトはEビザ(インターネットから事前申請するビザ)もあり、今回私はEビザを申請・紙で印刷して持参していきましたが、Eビザは手間がかかるのでおすすめしません。

ビザを購入したら入国せず、乗り継ぎカウンターへ行きましょう。
パスポート(Eビザの場合は印刷したものも)を提示して通過。
カイロ空港の国内線ターミナル内は非常に広い割に、カフェがまばらにあるくらい。
施設内はあまり充実していません。

カイロからルクソールまでMS66便で向かいます。
ほぼ定刻に到着し、荷物をピックアップしてホテルまで。
CareemというUberに似たアプリで配車するのですが、待機している間もタクシーの声かけがひっきりなしに来ます。
エジプトで流しのタクシーを捕まえるのは非常に簡単ですが、確実にぼったくられます。
Uberが使える地域ではUberを、使えない場合はホテルや旅行会社であらかじめ送迎やカーチャーターを手配しておきましょう。

【後編はこちらから】

 

 


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