旅行会社社員の旅行記 ~クアラルンプール・バリ島編(1/2)~
■まえがき
2024年7月半ば、1週間の休暇でクアラルンプールとバリ島に行きました。
バリ島でのんびりするのが目的でしたが、前哨戦でどこか寄りたいなと思い、
なんとなくクアラルンプールを選びました。
■1日目
成田発・シンガポール航空で向かいます。
日本人の搭乗率はそこそこ高かったです。
綺麗で治安が良いシンガポールはやはり人気のようです。
2年ぶりにチャンギ空港に来ました。
ターミナル移動をかねたトランジットですが、5分おきに来るスカイシャトルに乗って簡単にターミナル移動が出来ます。
今回は入国しませんが、さすが世界きってのハブ空港。とてつもなく広いです。
シンガポール→クアラルンプールは1時間ほどのフライトなのであっという間。
遅延・ロストバゲージ等なく着くことが出来ました。
ただ降機してからイミグレーションまで結構遠く、20分くらいかかりました。
まずはターミナルとなるKLセントラル駅まで、KLIA エクスプレスという高速鉄道で向かいます。ノンストップで30分ほど、Wi-Fiも飛んでいて快適です。
ただし全席自由席なので、出発間際に駆け込むと座れない可能性があります。
KLセントラル駅に着いて、ホテルまでGrabを呼ぼうとしますが、、、
ドライバーから何度もキャンセルされてしまい、一向に車がつかまりません。
地下鉄で移動も考えましたが、カードが使えない上に現金(リンギット)を持っておらず、
ひたすら蒸し暑い屋外で配車を試みます。
50分ほど粘ってようやくつかまり、ホテルまで連れて行ってもらえました。
時間は既に22時過ぎ、結構疲れました。
マスジット・ジャメ近くの安宿で2泊、寝るだけなら十分なホテルでした。
■2日目
朝ごはんを食べに、歩いてチャイナタウンへ向かいます。
時刻は6:30頃、まだ空は暗く人通りはまばら。
30分ほど歩いて目的地:何九海南茶店に到着。
朝早い時間でも、数組ほど待っていました。
発券機で整理券をゲットして、待っている間にメニューを見ながら紙のオーダー用紙に頼みたいものに数字を書きます。
私が頼んだのはカヤトースト2皿とコーヒー。
ココナッツミルクと卵と牛乳から作られるカヤジャムは濃厚で、キャラメルに近い味でおいしかったです。甘めのコーヒーも体に染みわたります。
チャイナタウンから歩いてイスラム美術館へ向かいました。
開館時間の前に着いたのですが、職員さんのご厚意で5分ほど早く入れて頂きました。
平日の朝一番ということもあり、貸し切りで見学。
豪華絢爛な装飾品や美術品、各国のモスクの模型などをゆっくり鑑賞しました。
すぐ隣のマスジット・ネガラに行きました。
イスラム美術館側の駐車場からは、関係者入口なのでぐるっと回って正面入り口へ。
名前やメールアドレスなどをオンライン登録する必要があります。
*スマホがない方は据え置きの端末で登録出来ます。
登録完了画面を見せて、靴を脱いで入場。
女性は紫色の布で肌を隠す必要があり、男性も短パンの方はズボンを借りて入場します。
モスクそのものはあまり見どころがありませんが、市内の眺めは良いです。
30分ほど歩いて、セントラルマーケットに来ました。
雑貨屋や服屋などがたくさんありますが、2階の一部のお店は撮影禁止です。
ナマコの石鹸を購入して、フードコートでチキンライスを食べました。
近くのチャイナタウンでは、昼から市場がやっています。
が、観光客で大変混雑しており、とてもゆっくりできません。
また「チャイナ」といいつつ、インド系の方のお店の方が目立ちました。
少し歩くと「鬼仔巷」という壁画のスポットがあります。
SNSきっかけで写真スポットとして有名になったそうです。
中国系の観光客がたくさん写真を撮ってました。
しかし他に何もないので、5分もいれば十分ですし、わざわざ来る価値はありません。
地下鉄に乗って繁華街:ブキッピンタンまで行きます。
販売機でトークンを買って入場。買い方はそこまで難しくありません。
有人窓口でも買えますが、観光客で長蛇の列でした。
ブキッピンタンは高層ビルやショッピングモールなどが乱立する繁華街で、多くの観光客で賑わっていました。
お土産を買うにはまず困らないと思います。
ただし東南アジア特有の雑多感は非常に薄いです。
ショッピングモールを散策していると、進撃の巨人展がやっていたので入りました。
日本で行われたものと同様の展示になっており、日本より200円程入場料が安いです。
ただしグッズは日本の1.5倍ほど高くなっています。
夜ごはんはマレーシアの有名チェーン:マダムクワンズで。
予約をしていたので入れましたが、夕飯時は大混雑。
予約は必須かもしれません。
エビの揚げ餃子とチキンカレーのナシレマ、そしてビンタンビールを注文。
料理のボリュームが非常に多く、少し苦しかったです。
また観光客がよく来るからなのか、他のレストランより結構高めの値段設定です。
■3日目
ホテル近くのマスジット・ジャメに行きました。
こちらでもオンライン登録が必要で済ませた後、肌を隠すために衣装を借りました。
正直申し上げて、、、そこまで面白いものではありませんでした。
時間があるなら寄っても良いかもしれません。
早めに空港へ向かい、搭乗3時間前にチェックイン列に並びます。
今回利用したのはバティックエア・マレーシア。
長蛇の列の為チェックインに50分ほどかかりました。
また出国審査も30分ほど並ぶこととなり、2時間前の空港到着だと少し危険かもしれません。
離陸時間になっても搭乗出来ず、席に着いても40分アナウンスもなく待機。
1時間遅れでようやく出発しました。
Wi-Fiにつなげるとスマホでエンターテイメントが楽しめるのですが、
ちょっとしたゲームとボリウッド映画(英語字幕のみ)しかなく、実質エンターテイメントはないに等しいです。
私が乗ったOD171便はバリ島を経由してシドニーへ行くフライトだったようで、オーストラリアへ帰る白人の観光客がたくさん乗ってました。
バティックエアはサステナブルの観点からか、機内食は有料です。
700円程でビリヤニを購入しました。
可もなく不可もなく、、、なクオリティでした。
40分遅れでようやくバリ島に到着しました。
30分ほど待っても一向に荷物が出てこず、、、
ロストバゲージを心配した他の乗客の方もみな、不安げに係員に尋ねますが、じき出てくるとのことで我慢して待ちます。
50分ほど待ってようやく荷物が出てきて空港の外へ。
バリ島初日の夜は疲労困憊で宿にたどり着きました。
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